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あれれ???ホームがない!!

2006年4月4日

喜多山駅
▲3番線に停車中の栄町行き。
1999年10月14日 喜多山駅にて

 喜多山駅でかつて見ることのできた不思議な光景。

 喜多山駅は上り線側ホームが島式となった2面3線構造。一番南側の「3番線」はそのまま検車場構内へと繋がっているのですが、敷地も狭くホームは2両程度が停車できる程度の有効長しかありません。600V時代の小柄な車両で2両程度の編成ならともかく、現在の4両編成では明らかに長さが足りません。
 朝の出庫列車などでこの3番線から出発するケースが存在したのですが、どのように対処していたのでしょうか…。


はみ出し停車

 3番線から発車する列車はこのような感じ。後ろ3両は完全にホームからはみ出しています。「はみ出し停車」自体は名鉄ではよくある光景ですが、ホームが無いのにドアが開いているような…。

1999年10月14日 喜多山駅にて

ドア開放

 2両目の車両は1枚分しかホームに掛からないため、ホームのない箇所はこのような感じになります。ドアの下は地面。ちょっと危険かも。

1999年10月14日 喜多山駅にて

看板

 乗客に対して開放中のドアに近づかないようにお願いする看板を設置して注意喚起していました。

1999年10月14日 喜多山駅にて

実は…

 実は3番線の長さはもう少し長いのですが、ポイントと出発信号機の関係で数メートルほどが使用不可。ちょっともったいない。

1999年10月14日 喜多山駅にて


 このようにホームの無い所でもドアを開けるという、初めての人が見ればちょっと驚くような対応が取られていました。乗客もさほど多くない喜多山駅始発列車、しかも本数はわずかという事で行われていたのでしょう。しかし安全性の点で問題があったのは事実で、現在ではホームの無い2両目のドアは開けないように改善されています。それに伴い「近寄らないでください」という看板も必要がなくなったために撤去されています。

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