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瀬戸電のパノラマカー

2006年4月5日

7000系パノラマカー
▲名鉄の顔、パノラマカー。
2005年10月19日 聚楽園〜名和間にて

 名鉄の誇る名車、パノラマカー。日本初の前面展望席や真っ赤な車体色を採用した斬新なデザイン、ミュージックホーンを鳴らし駆け抜けて行く姿は地域住民に強烈に印象付けられているようで、パノラマカーは名鉄を象徴する車両となっています。
 現在は特急運用は消滅しローカル列車での運用が主体となっており、また製造後40年を超えた車両も存在するなど老朽化が進み、数年中の引退がささやかれる状況になっています。
 そのパノラマカーなのですが、他の路線と繋がっていない瀬戸線では全く縁遠い車両。今まで走った事はありませんし、今後も走る事はないでしょう。
 しかしそんな縁遠いパノラマカーがなぜか瀬戸線の各所で見ることができました。そのいくつかをピックアップしてみました。


パノラマカーのピクトグラム

 駅改札口に設置されている電照式の案内看板。瀬戸線なのにパノラマカーのピクトグラムが使われています。後に設置された物では「1000系パノラマスーパー」を使ったタイプも登場したようですが、瀬戸線では確認できず。

1999年8月15日 新瀬戸駅にて

青地の古い看板

 守山自衛隊前駅に設置された看板。上よりも古いタイプで以前は各地で見られましたが、現在は数を減らしている青地に黄色文字を使った名鉄独特の様式。

1999年11月4日 守山自衛隊前駅にて

臨時きっぷ売り場にも…

 せともの祭の時に設置されていた臨時きっぷ売り場の看板。様式は上と同じ青地に黄色の文字。

1999年9月11日 尾張瀬戸駅にて

踏切の看板

 踏切に設置されていた看板。かなり昔に設置されたようで、錆が進行しています。パノラマカーの特急というのが、設置された時代を感じさせます。実はこの看板、愛知県警が製作した物のようで、JR(国鉄)にも設置されていたとか…。
 この看板も今では数を減らしており、写真の場所も看板は無くなってしまいました。

1999年8月15日 尾張旭〜三郷にて


標準のピクトグラム化が進む
▲標準的なピクトグラムに変わりつつある。
2004年7月13日 大曽根駅にて

 このようにパノラマカーに関係ない路線でもパノラマカーのサインが採用されています。
 名鉄全体で案内標識を共通化したためだとは思いますが、特定の車両を名鉄のサインとして採用したのは、よほど「名鉄=パノラマカー」というイメージが世間に広く浸透していたという事なのでしょう。
 しかし最近になり案内標識は共通ピクトグラム化が進行中。実車の引退にあわせこちらからも引退が進みつつあるようで、少々残念です。

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