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6032F車両搬出作業実施

記事作成:2011年4月16日

トレーラーに載せられたク6032
▲トレーラーに載せられたク6032。
2011年4月13日 尾張旭検車区にて

 2011年3月26日に行われたダイヤ改正により車両運用数が減少したため1編成が余剰となり、6000系の6032Fが廃車となりました。6000系では初の廃車で、今後の保守整備に使用する部品を取り外したのちに、4月14日・15日の2日をかけてリサイクル工場へとトレーラーによる車体搬出作業が行われました。

 6032Fからは他編成に転用できそうな車内の機器、ライト類、一部の窓ガラスや床下機器が取り外されていたのが確認できたほか、台車についても車体と同時の搬出は行われませんでした。一方、容量を大きなものに取り換えていた冷房装置は他編成に転用されず、そのまま廃棄となったようでした。


トレーラー到着

 吊り上げ作業に使うクレーン2台と輸送に使用するトレーラーが検車区に到着しました。

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

作業開始

 クレーンの準備が整うと、車庫内から6032Fの瀬戸方2両である「6032-6332」が出て来ました。モ6332の台車は一足先に外されており、検査などで使用する仮台車となっていました。

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

6600系と

 搬出線に移動する6032Fの2両。構内入換中の6600系とすれ違います。

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

吊り上げ

 トレーラーに積み込むための車体吊り上げ作業が開始されました。すでに仮台車に載せられていた関係で作業はスムーズに進みます。

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

1両目作業終了

 1両目の作業が終了しました。検車区の正門前に移動します。

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

台車を検修庫へ

 仮台車になっていなかったク6032から外された台車は検車区の係員に押されて検修庫の中へと移動されました。後日、細かな部品を外すことになるのか?

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

ク6032の前面

 ク6032のトレーラーへの積み込み作業が終了し、ゆっくりとバックしてきました。ライト類に方向幕巻き取り装置、無線アンテナ、乗務員扉の握り手、窓ガラスが取り外されています。

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

ベルトで固定

 6750系の時と異なり、6032Fは車体と車輪がスリングベルトで固定されていました。

2011年4月13日 尾張旭検車区にて

新栄を通過

 1日目の輸送が開始されました。交通量も少ない深夜の名古屋市内を快調に進みます。

2011年4月14日 名古屋市内にて

工場に到着

 リサイクル工場に到着し、1日目のトレーラー輸送は終了。1週間前に運び込まれて解体作業が進められている6650系が敷地奥に並んでいます。

2011年4月14日 東海市内にて

検車区正門付近で

 2日目の積み込み作業が終了し、夜まで待機中。2日目は「6132-6232」の2両が輸送となります。

2011年4月14日 尾張旭検車区にて

西大道町交差点

 2日目の輸送が開始されました。難所の西大道町交差点もスムーズに通過していきます。

2011年4月15日 尾張旭市内にて

瀬戸街道にて

 近所の新聞店の配達員も見守る中、輸送作業が進められます。

2011年4月15日 尾張旭市内にて

大曽根駅ともお別れ

 大曽根駅前を通過します。長年に渡って上の高架線を通って来ましたが、最後は下を通ってお別れです。

2011年4月15日 大曽根にて

鶴舞付近を行く

 モ6232の無線アンテナは残されたままでした。冷房装置もそのまま取り付けられたままです。

2011年4月15日 名古屋市内にて

リサイクル工場に到着

 明るくなってきた頃、リサイクル工場に到着しました。

2011年4月15日 東海市内にて

6650系と6032F

 4両すべての輸送が終了しました。リサイクル工場の敷地内は6650系4両と6032F4両の計8両の電車が置かれた事で、かなり手狭な感じに…。

2011年4月15日 東海市内にて

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