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不発弾処理警戒区域設定に伴う運転見合わせ実施

記事作成:2023年7月31日

大曽根駅で一時留置となった4013F
▲最終列車後に大曽根駅に一時留置となった4013F。
2023年7月30日 大曽根駅にて

 2023年6月22日に守山区小幡南3丁目の道路工事現場にて戦時中に投下された250キロ級の不発弾が地中から発見され、自衛隊による処理作業が7月30日に実施されました。処理作業時に約半径300メートルの警戒区域が設定され、住民への避難が呼びかけられたほか、警戒区域内は立ち入り禁止となるため瀬戸街道、千代田街道などの幹線道路も交通規制が行われました。瀬戸線も発見現場から200m程度の位置を通過していることから、7月30日9時〜14時の間、栄町〜尾張旭間は運転を見合わせる事となりました。

 運転見合わせは7月上旬より名鉄ホームページや駅ポスター、車内放送等で告知が行われ、ある程度利用客もに認知されていたのか当日の運転見合わせ時間前後の乗客は普段よりも少なめで、駅員に問い合わせる乗客の姿はあったものの大きな混乱は無かったように感じました。

 不発弾処理作業は順調に進み、瀬戸線の運転見合わせも予定していた14時を待たずに12時30分過ぎには運転再開となりました。


 瀬戸線各駅には運転見合わせの告知や見合わせ前の最終列車の時刻を記入したポスターが掲示されました。

2023年7月15日 栄町駅にて
 不発弾の発見現場。防護するための大きな土嚢が周囲に積まれています。後方に瀬戸線の高架橋が見えます。

2023年7月22日 小幡南3丁目にて
 栄町駅は9:00発が運転見合わせ前の最終の営業列車となりました。

2023年7月30日 栄町駅にて
 栄町駅の留置能力の都合もあり最終営業列車終了後に下りの回送が2本運転されました。1本は喜多山、もう1本は大曽根駅まで運転され、そのまま運転再開まで留置となりました。

2023年7月30日 森下〜大曽根駅間にて
 大曽根駅にて運転再開まで留置となった4013Fと上り最終列車の4014F。係員がホームに出て乗り遅れが無いように案内されていました。

2023年7月30日 大曽根駅にて
 最終列車出発後は自動券売機での切符の発売が停止されたほか、改札口が閉鎖され入場できないようになりました。

2023年7月30日 大曽根駅にて
 尾張瀬戸〜尾張旭駅間は約20分間隔で区間運転が実施されました。尾張旭駅では瀬戸方面への折り返し運転が出来ないため、一度検車区に入庫して折り返す方法が採られました。ちなみに9時台については優等列車が設定されている関係で尾張旭行きも急行や準急として運転され、普段は見ることが出来ない行先表示で運転されました。

2023年7月30日 尾張瀬戸駅にて
 喜多山駅は上下線共に回送で列車が送り込まれ、運転再開までホームで留置が行われました。

2023年7月30日 喜多山駅にて
 振替輸送は行われませんでしたが、瀬戸市から名古屋市へは愛知環状鉄道と中央線やリニモ、地下鉄を経由するルートが迂回ルートとなります。瀬戸線が運休中である旨を伝える掲示が愛環瀬戸市駅では見られました。

2023年7月30日 瀬戸市駅にて

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