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ホキ87搬入レポート その1

2006年7月11日

搬入されたホキ87
▲搬入作業の終わったホキ87。
2001年12月12日 尾張旭検車場予定地にて

 2001年12月12日、線路に下にある砕石(バラスト)を散布するための貨車のニューフェイスが瀬戸線にやってきました。形式を「ホキ80」といい、元は国鉄(JR)の「ホキ800」です。
 その新顔「ホキ87」の尾張旭検車場予定地での搬入作業の様子をここで紹介します。


トレーラーに載るホキ87

 2001年12月12日 9:20頃

 トレーラーに載せられたホキ87が尾張旭留置線に到着していました。深夜に輸送作業が行われたものと思われます。

台車を輸送してきたトレーラー

 2001年12月12日 9:20頃

 台車は本体とは別のトラックで輸送されて来ています。写真では分かり難いですが青いクレーン付近のトラック荷台上に台車があるのが確認できるかと思います。

台車を降ろす作業が始まる

 2001年12月12日 9:24

 トラックから台車を降ろす作業が始まりました。大型クレーン車を使い台車を吊り上げます。

吊り上げられた台車

 2001年12月12日 9:34

 クレーンで吊り上げられた台車。「このまま線路上へ…」といきたい所ですが1つ大きな問題がありました。それは架線。搬入場所となる線路(尾張旭留置線N番線)には架線が存在していました。そのままではクレーンのワイヤーが架線に触れ、感電事故になってしまいます。
 ちなみに2000年の6000系搬入時にはまだ架線は整備されておらず、そのまま線路上に台車を降ろすことが出来ました。

台車の載せられた台車

 2001年12月12日 9:38

 まず踏切のような感じで線路と同じ高さになるように板を設置します。その板の上に小さな台車を設置。その台車の上にホキ87の台車を載せます。

台車を人力で

 2001年12月12日 10:03

 架線に触れる恐れのあるクレーンのワイヤーを外し、小台車に載せられた台車を線路上まで人力で横移動させます。線路上まで移動したあと今度は写真後方に写っている鉄骨のところまで線路方向に移動させます。その鉄骨も搬入作業の為に設けられたものです。

台車を再び吊り上げる

 2001年12月12日 10:10

 鉄骨にはチェーンブロックと呼ばれる小型の手動クレーンが取り付けられています。そのチェーンブロックで台車を吊り上げ、移動のために使った小台車を外します。小さな台車を取り除いたあと、慎重に台車を線路上に降ろします。

やっと線路に乗った台車

 2001年12月12日 10:17

 やっと1つ目の台車が線路上に乗りました。

さて、もう1つ

 2001年12月12日 10:18

 もう1つの台車についてもほぼ同じ手順で線路上に降ろされます。

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