長くなったスレッドの下の方にヴァンホール車の話題が出てきたので、久しぶりに投稿します。画像の投稿は初めてなので、テストも兼ねて。
ヴァンホール車9501〜9510はワールドインポートフェア終了後の1985年4月20日頃から一般路線に投入されました。そのうち半数の5台、9501〜04と9510は当初、知立営業所管轄の鳴海管理所に配属され、鳴海駅前−滝ノ水口(現在の神沢中学校方面の一部区間)、鳴海駅前−神沢中学校(伝冶山住宅経由で現在の経路とは異なる)、神宮前−鳴子みどりが丘(現存しない)の各路線を中心に活躍しました。私も当時、仕事の帰りに神宮前からの路線で狙って乗ったことが何度かあります。
しかし、車体が小さく通路が狭いため、地下鉄桜通線野並開業より前でラッシュの激しかった当時の鳴海地区には不向きで、座席数が20と少ないことは特に乗車時間が長い神宮前−鳴子みどりが丘の乗客に不評で、また停留所や信号の間隔が短いために発進・停止の回数が多く、ターボ車としての性能を生かしきれないなどの欠点が目立ちました。
このため、半年たらずで9501は犬山管理所へ転出、9503、9504、9510も知立営業所へ移り、1985年10月10日の時点では9502だけが鳴海管理所に残っていましたが、これも間もなく知立へ移ってしまい、鳴海管理所の目玉商品だったはずのヴァンホール車は、短期間で鳴海地区から姿を消してしまいました。
1枚目=誤乗防止のため後方に行先表示板を掲出した9502。右は9501。 2枚目=9502の車内。 3枚目=9503。鳴海駅前発、伝冶山住宅経由(循環)神沢中学校行き。 4枚目=9510。神宮前発、鳴子みどりが丘行き。 |